あべくまの乗っ撮り絵日記


☆平成15年4月26日 ( 土曜日 )

昨年秋に運転した、磐越東線の旧型客車の臨時列車が大変好評で、今年は新緑の頃に運転となりました。
それだけでも嬉しいのに、今回はDD51が牽引するとか・・・。
昨年の反省に基づき、今年は一般道での無理な追い駆けはせずに、高速を使って移動することにしました。
そうなると撮影場所もおのずと限定されますが、要田等の有名撮影地はもとから無理と諦めていましたので、気楽なものです。
まずは、郡山東IC付近から始めました。

通過30分程前、場所はインターから約5分の陸橋の上です。
既に多くの人がカメラを構えていますが、県外ナンバーの車が多く見受けられました。


舞木−三春にて


撤収後は迷わず高速に乗り、いわき方面へ。
交通量はまあまあでした。さほど多くない車の流れに乗って、小野ICまで移動。
インターを下りた時点で、およそ1時間弱列車に先行したことになりました。

まずは小野新町駅に行って見ましたが、駅の無料駐車場に着いた時、ちょうど郡山行き普通列車が発車していきました。
駅舎を覗いたら、着飾ったおばさん方が大勢。踊りか何か、歓迎イベントが有ったんでしょうか。
ホームの上でも数人のお姉さん方が何か準備していました。
私は記念のオレカを買って、早々に撮影地探しに移動開始です。

夏井方面に向かっていくと、千本桜の看板が目につきます。
何かと思ったら、線路から少し離れた川沿いに、桜の木がずらっと並んでいました。
なかなか綺麗なのですが、撮りにくそうです。


夏井の千本桜の一部 撮影は4月27日

夏井の駅前にも桜の木があり、撮影にも良さそうでしたが、駐車料金が¥500とは。
お花見で一日居る人は良いけど、私にはちょっと・・・なのでご遠慮させてもらいました。
結局桜並木の一番北側で、短い鉄橋を入れて撮ることにしました。

曇り空で、桜の色が出るかどうか、心配でしたがやはり・・・(^^;
翌27日にリベンジに訪れることになりました。


昼食後、返しの列車はどこで撮るか迷いました。
なにしろこの磐東線にDD51が居た頃は、ほとんどの貨物は郡山から大越までだったので、こちらまで来たことが無かったのです。
結局、一応川前や江田の方までロケハンしてから、戻るか居座るか決めることにしました。

そして夏井から先は、線路の風景はトンネル、鉄橋、築堤とバラエティに富んでいますが、それを撮るには足場が悪く、おまけに道が狭くて車を置くにも一苦労、と言うのが判りました。
それでも、川前−夏井のちょっとしたSカーブのところで、構えることにしました。

福島県の県南地方では、こいのぼりの他に旗幟も飾ることが多いようです。
カメラをセットした所の後ろの家もそうでした。

小野新町〜いわき間は列車本数が少なく、暇なので沿線の風景を撮ったり、数少ないDCを撮ったりしているうちに、返しの列車の時刻が近づいてきて、いつの間にかカメラマンの数も増えていました。


川前−夏井にて


下り列車はあまり停車時間が無いので、普通の追っ駆けは無理だと思うのですが、高速を使えば何とかなりそうなので、一応チャレンジしてみました。
とは言え、小野インターまで行くのはちょっと大変でした。
郡山東インターからは、阿武隈川の鉄橋まで比較的楽に行くことが出来ました。
鉄橋の袂に到着した時点で、列車に約10分間先行していました。
やはり小野インターまでの間の鉄渋滞が響いた様ですが、とにかく間に合って良かったです。


舞木−郡山にて


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